電磁波公害関係年表
1960~1979年 1980~1989年 1990~1999年 2000~
1980~1989年
海外での電磁波公害問題 年号 日本での状況
1980年~1986年の電磁波公害論争 米・カナダ・スウェーデン・英その他

カナダ トロントスター新聞社で過去13ヶ月VDT※作業した妊婦7人中4人が1979年10月~12月に障害児を出産 ※VDTは画像表示装置、テレビ画面、パソコンモニター画面等

米国 アトランタ市のマリエッタ防衛補給機関で過去1年間に妊娠したVDT作業女性15人中7人が流産、3人が障害児出産
1980 通産省・資源エネルギー庁に「大規模送電線電界等調査検討委員会」設置
日米エネルギー協定の一環として、電力中央研究所(電力会社出資による民間会社)と米エネルギー省(DOE)とが共同研究開始。
米国 ダラス市で過去14ヶ月間に妊娠したVDT作業女性12人中、7人が流産で1人が死産

米国 ワシントンDCで過去14ヶ月間に妊娠した同じビルの2つの会社のVDT作業女性 20人中、7人が流産
カナダ トロント市法務局で過去1年間に妊娠したVDT作業女性19人中10人が流産

カナダ モントリオール市で過去2年間で、ドーバル空港のVDT作業女性であって妊娠した13人中7人が流産
1981  
米国 ニューヨーク州送電線研究プロジェクト発足
1980年裁判で「影響調査を行う」調停成立、実質的には電力側敗訴。ニューヨーク州送電線事件はPSCが訴訟にも勝ち、州衛生局の責任で9人の科学諮問委員会が発足、7項目のテーマを決めテーマを募集、16のテーマを決め、81年から5年間の研究をスタート。
1981年~1986年電磁波公害論争 アメリカ・スウェーデンその他

米国 ハンセン : 変電所の電磁波に曝されたウサギの脳細胞が変形
カナダ サリー記念病院受付VDT作業女性7人が過去4年半の間に3人が流産、3人が障害児出産

スペイン ドルガド : 100Hz、1ミリガウスの弱い電磁波でニワトリの胚に奇形が発生

英国 アジル : 磁場の下で酵母菌の細胞分裂速度が2倍に増加

米国 ワルトハイマー : 配電線近くの住民(成人)にも白血病増加 女性では乳ガンの可能性
1982  
英国 マクドウェル : 電気技師などの急性骨髄性白血病の危険度は2.3倍

カナダ ホーウェ : 送電線、電話線の労働者白血病危険度は2.41倍

米国 フィリップス : 電磁波被爆した豚・ラットの三代目は奇形出産が2倍増

スウェーデン ノードストローム : 高電圧変電所で働く男性の子供に先天性異常

スウェーデン ヴァゲロ : 電気産業労働者の脳腫瘍の危険度は約2倍、白血病の危険度は小さい
1983 町野のVDT漏洩X線測定結果「8機種8台中、1台が0.43μR/時※、その他は0.004393μR/時以下。」
※μR/時はレントゲン毎時
米国 ブジンガー : 高エネルギー加速器実験者にガンその他の19種類の疾患増加

米国 アルバート : 電磁波に被爆したラットの脳細胞が変形

米国 レスター : 空港のレーダー照射を受けている周辺住民にはガン患者多数

スウェーデン ジェンセン : VDTを1日に4時間以上使用するとアドレナリン分泌に異常

スウェーデン ノルデンソン : 変電所労働者リンパ腺細胞に染色体異常が増加
1984 林は「VDTからの漏洩X線は未検出だが、ガラス中のカリウムのβ線を僅かに検出。」
米国 リン : 電気労働者の脳腫瘍の危険度は約2倍

米国 スピッツ : 電磁被爆父親の子供は神経細胞腫危険度がいずれも高く、電子技師の子供は11.75倍

英国 ミルハイム : アマチュア無線愛好家には白血病死亡者が多い

ニュージーランド ピアース : 電磁波被爆労働者の白血病の危険度は1.70倍

スウェーデン バレガード : 塩素電解工場労働者に25年にわたるガン発生率増加

スウェーデン ヴァゲロ : 電子産業労働者の悪性黒色腫の危険度は2.5倍
1985  
米国 ワルトハイマー : 電気毛布を使用した妊婦には流産が多く、乳ガンの可能性も

米国 ヘンダーソン : ホノルルの放送タワー周辺の住民にはガン患者が多い

米国 スターム : 海軍原子力船造船所労働者の白血病の労働者危険度はは3.86倍
1986 電気通信学会に「生体電磁環境研究会」発足。
米国 NY州衛生局から50万ドルで研究依頼 ニューヨーク州送電線問題で研究開始
サビッツ博士はワルトハイマーの追試を行い、「デンバー市では3mG以上で小児ガンが増加」「被爆量と発生率とに比例関係」との結論を得る。論文は88年に発表。
スウェーデン トメニウス : 送電線近くで3ミリガウス以上被爆児童の危険度は全ガンで2.1倍、白血病では小さいが神経系ガンで3.0倍

スウェーデン ポールソン : VDTの前に置いたハツカネズミで奇形が5倍に増加
国際組織 世界保健機構WHOが「環境基準69」を作成
50ガウスという数値が記載されていた。
1987 労研の富永VDT漏洩X線調査結果「92種類532台を調査。いずれも10μR以下。」

大手コンピューター会社対象の日本眼科医の調査結果、「全体の51%が異常を訴え、その中の194人を任意調査したら、近視・乱視・遠視になっており、網膜はく離・緑内障に罹っていた。」
スウェーデン 電磁波規制開始 スタートはVDTから
磁場の数値単位はnT(ナノ・テスラ)=0.01mG(ミリ ガウス)単位に書き換えることもできる。
スウェーデン VDTに関する電磁波規制案「MPR-Ⅰ」を発表、3年間の猶予期間。
「MPR-Ⅰ」は極低周波電磁波(1KHz~400KHz)を規制対象とする。
  1988 電力中央研究所は電界の生物に対する影響に関する日米共同研究の最終報告書提出
報告書は資源エネルギー庁に提出、更にアメリカと協力、「磁界の研究」を開始。
米国 消費者同盟が「電気毛布等の使用は妊婦や子供は避けるべきだ。」と報告書

米国 ニューヨークタイムズ2頁に渉る電磁波特集記事掲載
1989  
海外での電磁波公害問題 年号 日本での状況

1960~1979年 1980~1989年 1990~1999年 2000~