身の回りの電磁波とその影響

電磁波には超低周波から高周波まで、さまざまな種類があります。電磁波の種類によって影響が異なるため、対策は抜け目なくしっかりと行うことが大切です。

家庭の電磁波ガイド

便利な家電製品に囲まれて、電磁波漬け?!

大型テレビにIH調理器、電子レンジ、空気清浄付きのエアコン・・・便利な新しい家電製品が次々と出てきて、部屋の中にあふれています。その中でも、どんな家電が問題で、 電磁波対策はどうすればいいのか、考えてみましょう。

「体に近いもの」「長時間使うもの」に気をつけよう!

家電製品からの電磁波の影響を考えるには、
(1)強い電磁波を出すものか、超低周波域を多く出しているか
(2)体に密着させて使うか
(3)長時間使うものかどうか、が目安になります。
ドライヤー電磁波

ドライヤーやシェーバーも電磁波が強くて、しかも頭部に密着させて使うので、できるだけ短時間使用を心がける。

テレビ電磁波

テレビの前に張り付いて長時間テレビゲームに夢中だと、電磁波をたっぷり浴びている。しかもゲーム脳といって、やりすぎると痴呆症に似た脳波になるといわれているから、二重に危ない。なるべくテレビから離れること、時間を決めてゲームをするようにしよう。

電子レンジ、IH調理器電磁波

家電の中でもずば抜けて電磁波が強いのが、IH調理器。その位置は、 女性のちょうど腹部にあたるので、特に妊婦は気をつけてあまり使わないこと、加熱中は離れていることがおすすめ。電子レンジはマイクロ波 を使っているが、シールド対策が施され、安全基準が設定されているも のの、超低周波対策はなし。

オーディオ電磁波

CDラジカセやオーディオ類は、常に電源を入れていることが多いので、頭部の近くには置かないか、使わない時は電源を抜く。

蛍光灯電磁波 インバーター電磁波

机の上の蛍光灯は頭部に近く、使用時間も長い。インバーターは、高周波も出ていて要注意。体から離してつけよう。

電気毛布電磁波、ホットカーペット電磁波

電気毛布、ホットカーペット、コタツは長時間、しかも体に密着させて使うのでリスクが高い。十分暖めたら、寝る時はコンセントを切るようにする。

コンセント電磁波 

盲点が、壁の中の配線。ベッドや子供の机のそばに配線が隠されていないかどうか要チェック。